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PROUD KYOTO GOSYO HIGASHI

プラウド京都御所東
橘田宗勝氏

野村不動産株式会社

住宅事業本部 大阪支店
事業開発部 住宅建築課

課長

橘田 宗勝 氏

INTERVIEW

野村不動産が展開する「プラウド」は、「お客様が常に中心」というコンセプトを実現するために住まいが求める真実の価値を追求するブランド。富裕層をターゲットに都心や高級住宅街など希少なエリアを中心に展開し高い人気を集めるなか、2014年からついに古都・京都に進出。「プラウド京都御所東」をはじめ、麩屋町御池や東洞院など、京都のなかでも由緒あるエリアに高級分譲マンションを展開している。そんな京都の「プラウド」に導入されたのが、「ポーゲンポール」のシステムキッチン。なぜ「ポーゲンポール」を導入したのか、それによりどのような効果がもたらされたのかを野村不動産の橘田宗勝さんにうかがいました。

プラウド京都御所東

-「プラウド京都御所東」はどのようなマンションなのか教えてください。

-「プラウド京都御所東」はどのようなマンションなのか教えてください。

京都御所の東側に位置するこの物件は、周辺に京都を代表する名刹が数多く点在します。御苑内には京都迎賓館、西側には御所へと続く清和院御門、北側には紫式部の邸宅跡として知られる盧山寺があります。また、京都御苑から大文字山への眺望景観保全がなされているため、マンションの部屋からも五山の送り火の「大」の字が正面の軸線上に眺められるようになっているのも魅力のひとつです。
もともとこの敷地の一角には平安時代に藤原家の全盛期を築いた藤原道長によって創建された法成寺があり、御所周辺は宮家や公家の邸宅が立ち並んでいたといいます。公家の人々や、紀貫之、紫式部といった風流を楽しむ貴族が、広い京都のなかであえてこの土地に魅力を感じて住んでいたということは、いにしえの時代からそれだけ価値のある場所だったということ。いわれを調べれば調べるほどにそのことが偲ばれて、それならば我々もこの土地に敬意を払い、魅力を理解した上で今の時代に合わせた公家屋敷や邸宅感をきちんと意識して新しく再構していこうと考えました。それは「プラウド京都御所東」に限らず、「プラウド京都麩屋町御池」、「プラウド京都東洞院」でも同じ。ご購入されたお客様に、この地が刻んだ歴史に思いを馳せていただいて。「ここに住まいを構える喜び」を感じていただけるような建物にしたいという思いがありました。

しかし、野村不動産が京都の中心市街地で物件を手がけるのは約30年ぶりのこと。そのため、現在の京都のマーケットで、いったいどういう住まいが受け入れられて、何が“京都らしさ”として求められているのかという点は手探りで探さざるを得ませんでした。既存の他社のモデルルームをリサーチすると、内装の色は“ベンゲ”と呼ばれる黒に近い色が主流。デザインは京町家をなぞらえたようなテイストや、玉砂利が敷かれていて茶室があって…というような、直接的な表現が目立ちました。たしかに京都らしさは感じるのですが、「果たして内装までそんなトーンにする必要があるのか?本当にこれが正解なのだろうか?」と疑問に感じるところもありました。

-手探りのなか、独自のコンセプトはどのように組み立てていったのですか?

-手探りのなか、独自のコンセプトはどのように組み立てていったのですか?

どの方向性でいこうか悩んでいる時に、コンセプトを依頼していたデザイン会社から「京都に昔から根付く流儀や作法といった、プリンシプルに基づいて作るのが適切ではないか」と提案されました。京都の伝統に沿ってデザインコードやカラーコードを決めてその範囲内で少しずつ京都らしさを集積していけば、おのずと京都らしさがインプットされていくのではないかという考えに至ったのです。内装のコーディネートはアクタスさんに依頼し、小物類に朱色や京紫といった京都の伝統色を取り入れてもらったり、壁に唐紙や京漆器などの伝統技法をアレンジして表現することで、さりげなく京都を感じられるような工夫を重ねてもらいました。
また、もうひとつのコンセプトとして、リゾートホテルのようなホスピタリティが必要だとも考えていました。当物件は京都以外の方のセカンドハウスとしてのニーズも高く、高級感と同時に安らぎも感じさせる空間である必要がありました。
京都旅行という晴れやかな日に、華やぐ気持ちで街をめぐったあと、のんびり寛げる「安らぎの場所」でありたい。リゾートホテルのようなゆったりとした空間にするなら、内装全体の色調はナチュラルで明るい色のほうがマッチすると考え、カラーはあえて暗い色を避けて木の風合いを感じられる「POLISH NATURAL」、「OPULENT BROWN」、「NOBLE DARK」の3色から選んでいただけるようにしました。インテリアもヨーロッパのものを導入し、我々が思い描いたくつろぎの空間をとことん追求していきました。そのときに出会ったのが「ポーゲンポール」のシステムキッチンでした。

-「ポーゲンポール」のシステムキッチンを導入した決め手は?

「ポーゲンポール」は、世界でも有数の歴史を持つ最高級のキッチンブランドですし、「ポーゲンポール」=「品質の指標」ともいわれるように、間違いなく申し分ない設備です。しかし、それだけ価値のあるものだからこそコストが非常に高価で、そこがいちばんのネックになりました。そもそもキッチンは住宅の設備のなかでもいちばんコストのかかる部分です。そこに「ポーゲンポール」を導入するとなると、我々が想定していたより倍以上の予算がかかることになるのです。正直なところ、「そこまでコストをかけて、果たして本当に意味があるのか?」と、社内でも何度も話し合いました。
しかしその一方で、当物件を購入するほどの富裕層の方たちならば、最高級のキッチンやインテリアが美しくレイアウトされた別世界にトリップできる空間に価値を見出すのではないかという思いがありました。我々が目指すホスピタリティもまた、華やぐような非日常の中で、日頃の疲れを癒すことができる優雅な空間づくりです。それを形にするには、コストがかかるのは承知の上で、物件自体の価値を高めるための強力なコンテンツを取り入れる必要性も感じていました。また、「ポーゲンポール」は我々がターゲットとしている富裕層が買い求めるという点でも一致していることもあり、「富裕層をターゲットにするなら、強力なフックがあったほうがいい」と、思い切って導入に踏み切ったのです。

-「ポーゲンポール」のシステムキッチンを導入してどのような効果を得ることができましたか?

-「ポーゲンポール」のシステムキッチンを導入してどのような効果を得ることができましたか?

まず第一弾となったのは「プラウド京都麩屋町御池」でした。「プラウド京都麩屋町御池」は、京都の俵屋旅館、柊家といった高級旅館からすぐの場所に位置しています。モデルルームに来られる方は京都にゆかりがあり、旅行で旅館に泊まられていて偶然通りかかった当物件に惹かれて「ここに居を構えてみたい」と足を運ぶような裕福な方が多くいらっしゃいました。そういう方々は「ポーゲンポールを使ってるんですね」とすぐに反応があり、やはりその価値をよくご存知なんです。実際に、今住んでいる家で「ポーゲンポール」のシステムキッチンを使っているという方もいらっしゃいました。第二弾となった「プラウド京都御所東」、「プラウド京都東洞院」でも同様の効果が得られ、思い切って導入を決めた甲斐があったと強く思いました。
数ある京都の高級マンションのなかで、他社と「プラウド」はどこが違うのかと求められた時、我々としても「ポーゲンポール」を導入することで設備のクオリティを訴求する目的はありました。その結果、我々が考えた以上にお客様から高い評価をいただき、マンション全体のクオリティが「ポーゲンポール」に見合ったレベルなのだという価値をお客様に伝える指標になり、非常に効果的だったと思います。

-京都らしさとドイツ製の「ポーゲンポール」を調和させるにあたり、苦心されたことは?

-京都らしさとドイツ製の「ポーゲンポール」を調和させるにあたり、苦心されたことは?

「ポーゲンポール」はもちろんですが、ヨーロッパのインテリアでコーディネートしたり、内装に明るい色を採用したのは、既存の京都のマンションではほとんど例がなく、今ふり返ればかなりのチャレンジだったかもしれませんね(笑)。しかし「ポーゲンポール」もヨーロッパのインテリアも、時代に見合ったデザインのなかでプロダクトされているけれど、古くから人々に愛され続けているもの。だからこそにじみ出る“本物”のよさがあり、そこが京都のデザインモチーフとうまく調和していて評価につながったのだと思っています。

こういった高級物件の購入を考えている方というのは、優れた物件を数多く見てきているはずなんです。たくさん見学された結果、最後まで記憶に残っているモデルというのは、良質な建材や資材を使っている物件よりも、お客さんの心の中で「個性的な部屋だったな」と強く印象に残ったデザインの物件がほとんどです。仕様のいいものはコストをつぎ込めばいくらでもつくることができるかもしれませんが、我々にしかできない空間づくりは決して譲らずに実現させよう、という思いは強かったです。
京都は他の地域とは少し違ったアプローチをする必要がある場所で、当物件も一見京都らしさとはかけ離れたリゾートホテルのように見えて、細部までチェックすると華やかさと京都らしさの両方が感じることができます。我々が決めた伝統に基づくデザインコードやカラーコードの範囲内で表現したからこそ両立できたのではないかと感じています。
また、内装のカラーも木の風合いを生かした3色をご用意しましたが、これまで深く濃い色が主流だった京都のマンションにおいて、当物件では9割ものお客様が淡い色をお選びになりました。このプロジェクトが始まった当初から悩み、考え抜いて導き出した我々の「何が“京都らしさ”として求められているのか」という答えをスムーズに受け入れてもらえたことは、今後のマンション開発につながるいい事例になりました。

poggen pohl(ポーゲンポール)+MODO

poggen pohl(ポーゲンポール)
+MODO

オープンとクローズドの2種類のドロワーシェルフを組み合わせた、使い手の五感に訴えかけるデザインが特徴。ワークトップとベースユニットの間に設けられた空間には、上質な木材を使用したスライドシェルフやガラスケースを取り付けることが可能。機能性はさることながら、食器をディスプレイするなどデザイン面でも“見せる収納”を楽しむことができる。

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